easy traveler
new number special edition back number easy traveler とは 販売店リスト リンク メールで購入 問い合わせ
 
最新号紹介

easy traveler #10
購入


 
『フォークロア』という言葉をいちばんよく聞くのは、きっとファッションのテーマ。「民族っぽいモチーフ」とか、そんなニュアンスで使われることが多くて、とても親しみある言葉です。そして、遠くの人々の服装や暮らしへと想いを運んでいってくれるみたいな、民俗楽器の音のような響きもあるようで、なんだかすてきな言葉だと思いませんか? 英語の意味を調べると、どうやら『民俗』という日本語がいちばんぴったりのようでした。そこでこのeasy10号では、「人々が伝え広めてきた良いもの」をたくさん取り上げて特集してみました。



特集FOLKLORE……  
■『CONTEMPORARY JAPAN 拡大版 ……F.O.B COOPオーナー益永みつ枝さんと京都へ』


 京都って不思議です。いつでも、どんなときでも、旅したい気持ちを駆り立ててくれる。あのJRのCM、「そうだ、京都へ行こう」っていう、あれ。あの感覚が京都だよねと思う。しかも京都って、この頃またブームのよう。雑誌の特集も多いですよね。伝統的なものへと、みんなこころが動いているのかなと思ったり。
 じつは、フォークロア特集を作ろうと思ったきっかけも、京都にあったのでした。
04年の春easy神田は、京都の河井寛次郎記念館を訪ねました。そして、とても感動しました。河井寛次郎は、陶芸家であり美術家、そして柳宗悦と共に民芸運動を行った人です。河井寛次郎はエッセイも残していますが、沖縄を含む日本そして朝鮮半島の、陶器が作られている小さな村々を訪ね歩いたとき書いた、その文の描写の美しいこと!
 あれほど芸術性高く自由奔放な作風を持った芸術家が、同時に、暮しに密着した物作りである「名もなき美しい手仕事、民芸」にこれほどの愛情を抱いていたなんて。そんな河井寛次郎に強く魅せられるとともに、河井寛次郎から「民俗」や「伝統」というものへの新しい感じ方をもらえたような気がしたのです。そんな気持ちが、この『フォークロア』特集へとつながっています。
 さて、京都。今回はなんと、F.O.B COOPオーナーの益永みつ枝さんがガイドのスペシャルな京都特集です!  益永さんは、京都に近い大阪生まれ。高校時代から京都によく遊びに行っていたし、そしてだんなさまのご実家は京都・三条なのです。コップひとつを大切に選んで売ってきた、そんな益永さんに教えてもらった京都。いままでにない「京の暮らし、京の商い」がたっぷり詰まった特集になりました。


■『worldwide clothes jeans …世界が愛するジーンズの秘密』  
 フォークロアというテーマだから、やっぱりなにかファッションもやりたい!と考えた末、なんとジーンズを特集することになっちゃいました。だって、すごいと思いませんか? ジーンズって、大統領もゲリラも着ている服! そして、きっと世界中の民族が着ている服! ディズニーランドもハリウッドもmacも目じゃない! アメリカ最大の発明品!なんて思ったら、なぜこんなにもジーンズは人気になったのだろうと、調べてみたくてたまらなくなりました。ぜひ読んでみてください。おもしろいです、ジーンズ。イージーな事って、なかなかいいことでもあるなあと、改めて思いました。 6P(カラー)のeasy流ジーンズファッション付き!  
 
■『We love traditional crafts!…伝統的な美しい物たち』
 世界には、人々が伝え作り続けてきた良い物がたくさんあります。特に生活道具は、土をこねたり、草木を編んだりして、大昔はすべて手作りだったんだろうなと思うと、なんだかそんな風に生活を整えてきた人々の営みに愛おしさを感じるほど。服もそう。最初は身体を守るために骨の針で革を縫うことからはじまって、いつしか着飾るための服になって…。それらの歴史って有史以前から続いている! 私たちがふだん慣れ親しんでいる全てのものに歴史があるんだと思うことって、なんだか温かいです。
 そんな世界の伝統的ないいものから、easyなりにすてきな良品を選んでみました。
そして、それぞれに関して調べた文をつけました。easyスタッフが、いま使いたい、持ってみたい、憧れるという視点で探した10点です。巷には商品として出回らない、伝統工芸のボビンレースや韓国のパッチワークのポジャギ。日本ではめったにお目にかかれない、アメリカでも高級品といわれるナンタケット・ライトシップ・バスケット。工業製品は、木そのものの温もりがあるデンマークのSCANWOOD社のキッチンツールや、イギリス・tala社のホーロー製品など。工業製品もあるし、手作りもあります。
でも、みんな本当にすてきなんですよ!


   

 

■『Sweets of feast in FRANCE and JAPAN from JANUARY to MARCH
 …フランスと日本の祝祭日のお菓子、1月から3月』』

 伝統的な食べ物もやりたい!と当然思いました。easyスタッフは、ほんとに食いしん坊ばかり! 行事で食べるお菓子って楽しいよね、ともりあがってこの企画になりました。本当は、世界のお菓子を取り上げたかったけれど…正確なところがわからないのです、悔しい。
 私たちがいちばん親しんでいるフランスとそして日本の、1〜3月の行事とそのお菓子を取材しました。それにしても、日本のお菓子ってかわいいですね!! もし外人の友人がいたら、「ほらほら!」って見せて自慢してください。

※このテーマのなかに、誤りがありました。カラーページP.95に「御菓子司 梶野堂」とありますが、正しくは「御菓子司 梶野園」が正しい店名です。大変申し訳ありません。お詫びと共に訂正させていただきます。

 


■『民話やおとぎ話は、世界のたからもの』

 民話。きっと誰でも、ひとつふたつ覚えているお話がありますよね。「北風と太陽」とか「かちかち山」とか。でも、あの「シンデレラ」も民話だって、知っていました?
 それから『アラビアンナイト』だって民話なのです。人々が、ずっとお話として語り伝えてきた民話。たぶん昔は、暖かい部屋でおばあちさんやおじいさんが「むかしむかし…」と物語ってくれただろう民話。その民話について、コラム仕立ての読み物にしました。興味をもったら、冬のお部屋で民話の本を手にとってみるのも、きっと楽しいです。



■FASHION……
 まずジーンズ。他の雑誌にはない、フォークロアの新しい感覚をいれてジーンズファッションを作ってみました。それから、この号のYAB-YUM! かわいくて強くて、でもシンと静かな、そしてとーってもおしゃれで。なんだか不思議な世界なんです。こんなファッション、どこでもやっていない!と、ちょっと自慢してみました。  


■REGULAR……
 その仕事ぶりなどでとても人気の、BORN FREE WORKSの馬詰佳香さん。今号の連載では、初めての仕事から現在のケータリングサービスに至るまでを写真で見せています。easy's easy shopの商品も人気、そしてNYでディスプレーコーディネーターとして活躍中の松尾由貴さんのNY通信は、NYで探した色んな民族料理の「包みフード」を紹介。PARIS在住スタイリスト、タカナカマサエさんの連載第2回は、パリのカリスマ古着屋さん「アヌーシュカ」を取材していますよ!
 



 皆様のおかげで、easyも10号を迎えることができました。本当にありがとうございます。
 その気持ちが形になって、なにかプレゼントやおまけがつけられたらいいと、いつも思うのですが…まだそこまでは行けません。アイデアだけはいっぱいあるのですけれど。そんなことが形になるようがんばります。これからもよろしくお願いいたします。



Copyright (C) 2008 easy workers. All Rights Reserved