easy traveler
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最新号紹介

easy traveler #01
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11号、お届けします!
特集タイトルは[FRESH]です。

 もう、遠ぉーい昔のような気がする、1月下旬のこと。スタッフ全員で企画会議をした折り。「どんなものを作る?」と、3つの選択肢を提案しました。その時。全員一致で採択したのは「ぱっと開いた時、『ああ、さわやか〜!!』って思う雑誌が、最近ない。そういう号を作りたい!」でした。そしてできたのが、この11号。あれから、もう3か月。桜もすっかりきれいな新緑です。やっぱりeasyは、どんなにがんばっても、制作に丸3か月かかってしまいます。でも、特集タイトル通り、さわやかで気持ちよくてフレッシュな号になったと思っています。

 特集は、1日の時間の流れを追う形で、3部構成にしました。それは、『時』を大切に考えたかったから。日々の時間がメリハリなく流れると、人はいきいきした、フレッシュな気持ちを失いがち。でも、『時』を感じさせてくれるものって、実は、あふれるほどあるはずだと思います。そう、桜だって。桜は『春』という時の訪れを知らせてくれる、これ以上ないほど華やかに。だから、みんな桜の開花を待ち焦がれるのですよね。この号が、それぞれの人なりの『時』を感じる何かを探すきっかけになれたらうれしい。

特集 FRESH Part 1 MORNING  
■BORN FREE 拡大版[休日に、マーケットに行こう]


 早起きして何かをする、というのに憧れがあります。この仕事をしていると夜型になりがちなので。朝、早起きして、何をしたら『時』を感じられる?と考えて、すぐ、出てきました、朝市! だって、市場には「旬」という「時」がありますから。
 マーケットといえば、easyの連載でおなじみの馬詰佳香さん。マーケット、特にファーマーズ・マーケットが大好きな人です。今回は、馬詰さんの地元、鎌倉と葉山のマーケットへ、取材に行ってきました。おもしろいですね、マーケット。買うだけじゃなくて、食べられるっていうところが、特に。そして、生産者の方と直に触れることができるので、より「旬」を実感でき、気持ちがリフレッシュします。
 おまけとして、鎌倉・葉山それぞれの馬詰さんおすすめのお店も1軒ずつ紹介しています。そのお店が、またすごくよかった!

※お詫びと訂正…葉山マーケットの本文中の「朝日屋」は正しくは「旭屋」ですお詫びして訂正させていただきます。




■いろんな人の朝ご飯  
 これは、ずっとあたためていた企画。昼や夜は、日々バリエーションをつけたくなるけれど、朝ご飯は、セレモニーのように同じっていう人、多そうです。しかも人によってとても違いがありそう。ちなみにF.O.B COOPオーナーの益永みつ枝さんは、あんなにコーヒー好きなのに、朝だけは紅茶、それとトーストなのだそうですよ。それから、連載「BORN FREE」 でおなじみの馬詰佳香さんは、献立はさておき、使う器が決まっているそう。easy神田の場合は、決まって何か季節のフルーツと、たっぷりのカフェオレだけは必ず。これがないと動けません(笑)。というわけで、色んな人の朝ご飯を覗かせていただきました。朝早いパン屋さんは、ブレイクで何を食べるの? エスニック料理店のまかないはどんなふう? 築地市場で人気の定食屋さんはどこ? と好奇心が赴くままに、楽しい取材をしてきました。

 


■グレープフルーツの芳香で始める朝  
 ちょうど、この季節。春が、日差しと乾いた空気を運んできた頃。フロリダ産グレープフルーツが最もおいしくなります。グレープフルーツは世界各地から輸入されているので1年中見かけますが、ひときわ水分をたっぷり含んでさわやかな香りを持っているのが、春に旬を迎えるフロリダ産。この季節の身体にぴったり合ったフルーツだと思います。しかも、美容と健康によい成分をたくさん含んでいるのです。だから、グレープフルーツの小特集を作りました。半分に切って、スプーンですくって食べるのも格別ですが、せっかくなので、朝食用レシピを3つ、デザートレシピを3つ作成してみました。簡単だけれど、思いがけないレシピばかりで、とってもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。  
 

■お知らせ……  
 本誌で紹介していますが、あのお菓子研究家、いがらしろみさんのジャム専門店romi-unie cnfitureが作った、グレープフルーツのジャム2種類を、全国7店舗のお店とeasyのウェブショップ「easy's easy shop」で販売します! 収穫後農薬不使用で安全なフロリダ産グレープフルーツを使いました。さわやかなおいしさです! 詳しくはwww.easytraveler.org/shop/index.htmlで。  
 
特集 FRESH part.2 DAY TIME  
■とっておきのランチにでかけよう!

 お天気のよい日、友達を誘って、おいしいお店にランチを食べに行くのって楽しいです。お店が気持ちよくて、ほかのお店にはないスペシャリティがあり、ていねいに作られていておいしく、そして値段以上の満足がある。そんな欲張った条件で、レストラン、デリなどお店5軒を厳選して取材しました。そして、こんなに個性的なお店ばかりがそろいました。江戸時代から続く、くず餅の老舗「船橋屋」が作った、新しい食とスイーツのお店「船橋屋 こよみ」のランチは、¥1,050で野菜たっぷりのおばんざいとご飯・椀ものに、なんと4種類のデザート付き! それから口コミで客層がどんどん広がっている、小さなフレンチレストラン「ラルテミス」。ここの中田シェフは、05年唯一のミシュラン3ツ星に輝いた「レンジス・マルコン」で修行した人。¥1,500のランチのコースは、ディナー並みのレベルで、ディナーとはまた違った工夫があるお料理が楽しめます。ほかのお店も、みんなユニークでレベルが高いので、要チェックです。




■1年中気持ちいい、コットンのこと
 天然素材は、なにが好きですか? 服でもインテリアファブリックでも、リネンとシルクは用途によって使い勝手が違う、なかなかやっかいな素材だと思います。以前、F.O.B COOPオーナー益永みつ枝さんが「シワになってもかわいいのはシルク。だから寝具はシルクがいい」と言っていたけれど、私もそう思います。ぜいたくな感じがしますが、シルクのシーツは洗いっぱなしでも本当にかわいくて、とても肌触りがいいのです。でも、シャツになったら洗いっぱなしというわけにはいかないけれど。逆に、シワがあまりかわいくないのはリネン。リネンはシーツでもシャツでも、くたくたになってもノリとアイロンをしたほうがかわいい、なかなかやっかいな素材。そんなことを考えると、コットンって優秀です。あの綿花から、あれだけ多くの種類の生地が生まれる不思議! だから、コットンともっとよくつき合えるように、コットン特集を作りました。綿糸や生地の知識。カットソーとシャツのこと。それから、気持ちよさにこだわって選んだタオルやふきんのカタログ。和の優秀な綿の道具、風呂敷について、など。日々の生活に役立ててくださいね。
 


特集 FRESH part.3 NIGHT  
■夏の夜の、香りと音

 じりじりと焼けるような陽が落ちて、ほっと息をつく夏の夕暮れ。秋から冬の夕暮れは、なぜか郷愁を誘いますが、夏の夕暮れは、気持ちがゆるんで和む空気を持っている気がします。江戸の庶民は夏、涼を求めて川沿いに集い、夏の夜を楽しんだといいます。花火はその代表的なもの。そう、それからお祭り、お盆。夏の夕暮れから夜の日本は、独特な音と香りに彩られて、その時々の思い出を与えてくれてきた気がします。そんな夏の音と香りを、10のショートコラムにしてみました



特集 FRESH 特別取材・福岡  

■……町の営み、自然の恵み、人が紡ぐもの

 どうしてなのか、easy神田は福岡に縁があるようで、何回も行く機会に恵まれ、そして回を重ねるたび私は、福岡が大好きになりました。都市の機能が充実していて、それなのに驚くほど自然が近い。そして、なによりも食べ物がおいしい! そんな環境のせいか、福岡で出会う人たちはみんな、福岡に腰をすえて独自なスタンスで仕事をしているように思えます。4月頭にちょうど、easyがお世話になっている雑貨屋さんB・B・B POTTERS がリニューアルオープンするというので、その紹介をかねて福岡取材をすることにしました。今回の収穫は、まず糸島半島。東京に対する湘南にたとえられていて、福岡では最近話題のエリアです。行ってみた糸島半島は、海が美しくてびっくり。湘南と大違いです。そこには、居心地がよくおいしいカフェがあり、ゆったりと物作りをしている人たちがいました。また福岡中心部は、B・B・B POTTERS のオーナー石井風子さんを始め、すてきな仕事をする女性たちを中心に取材をしました。読んだら、きっと福岡に行きたくなりますよ!

 

 


■FASHIONなど、カラーページ
 ファッションは、コットンがメインです。着心地がよいコットンのコーディネートを、気持ちよい海の近くで撮影しています。それから、おなじみの『YAB-YUM』のテーマは「JUST ANOTHER ANGLE」。いつもとはちょっと違う視点で、ミニマルな感覚で撮ったYAB-YUMの服、とてもすてきですよ! ほかに、カラーページには、グレープフルーツのみずみずしさ・おいしさのイメージ写真、パリと日本のマーケットの写真など、とにかくさわやかで美しいカラーページになっています。

   
   


■REGULAR……
  F.O.B COOPオーナーの益永みつ枝さんは、様々な建築・インテリア雑誌やTVで取り上げられている、益永さんのビーチハウスで迎える朝のことを書いています。写真で建物と内部を紹介していますが、それはさておき、益永さんの文章がすてきなのです。NY在住のディスプレーコーディネーター松尾由貴さんと、パリ在住スタイリストのタカナカマサエさんは、共に現地のマーケットのお話。そして、山村光春さんは、興味深いパッケージデザインのお話・その1、ビンのデザインについてが今回のテーマです。
 



 かなり以前になりますが、養老孟司さんをインタビューした時のことを、ふと思い出しました。「いままで何か影響をうけた本、映画、音楽、アートなどはありますか?」とお聞きしたのです。その時、養老さんは「人の作ったものに影響なんかうけないよ」とおっしゃったのでした。私が「では、人そのものはどうでしょう?」と聞くと「ああ、それはあるよ。人は、人が作ったものじゃないからね」と。私には、この養老孟司さんがおっしゃったことが、よくわかります。この頃よく『感動』という言葉を聞きますが、そういうことではなく、人と人とがダイレクトに共鳴していくような、そういう、人としての自然で良質な運動作用が、私は好きです。easyは、制作に関わる全ての方の、そして読んで下さる全ての方によって成り立っているメディアだと、私は思っています。
※写真は、NY在住のディスプレーコーディネーター松尾由貴さんが、今年2月のバレンタインデーで製作した、美しく優しいプレゼントラッピングです。



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